Macbook Pro (Mid 2012)が起動しなくなってから解決するまでにやったこと

マカーならGenius bar行こう、という話。

事の発端

スリープ明けにパスワードを打ち始めたらそのまま固まって、強制終了した後から起動しなかった。出る画面といえば、中央にはてなマークが浮かぶのみ。

ぐぐったらこんなのが出た→Mac の起動時に、点滅する「?」マークまたは地球儀のアイコンが表示される - Apple サポート

試したこと

option押しながら起動→何も出てこなかった

いつものMacintosh HDもBOOTCAMPも出てこなかった。ついでにリカバリー領域も見えなかった。

インターネットリカバリーを利用してDisk Utilityを開き、状況確認をした。

なんと認識されていなかった。chkdskさせてもくれないのか!
この段階ではHDD買ってきて換装すっかーとか奮発してSSDにしちまうかーとか考えていた。

天啓

「ここ数ヶ月でMacBook Air Mid 2012の東芝製SSDが壊れる不具合が頻発している」というのは本当なのか調べてみた。

結果的には時期が同じだっただけで関連は認められなかったが、このreplyでGenius barに持ち込んでみようと決意し、その勢いで予約まで済ませた。


Genius barの予約が完了すると、それらしい完了ページに着地するのだが、そこにコメント欄がある。一応やるだけのことはやったので、何かの役に立つかと思って、症状とやったことを記述しておいた。

いざGenius bar

アップルストア銀座Genius barは、4階にある。
エレベーターはガラス張りで、なんと内にも外にも開延長以外のボタンがない。事前に聞いていたのでそう驚きはしなかったが、それなりの衝撃だった。

出迎えのクルーに予約の時間と名前を伝えると、席を指定されるので、座って待つ。少し混んでいて、予約の10分前に行ったのだが、結局予約の時間を数分過ぎてから担当者が出てきた。iPadで予約情報を見ていて、コメントにも気づいていたようだ。

ジーニアスがやってくれたこと

option押しながら起動(起動ディスクの選択→何も出ない)
⌘S押しながら起動(シングルユーザーモードで起動→そもそもそのモードに入れない)

ここまでは一般ユーザーでもできることだ。ジーニアスに期待していたことはこの先。

HDDを取り出して外部マウンタからアクセス

これがいけたらしい。日頃の行いがよかったんでしょうかね、原因はケーブルではないか、とりあえず交換してみましょうか、という話に。この時点でケーブルの料金と修理代の見積もりが出てきた。もしだめだったらどうなるか、ということは確認を忘れた。

本来ならば修理は1週間ほどかかるらしいが、今回は状況を考慮してすぐに交換を行い、具合が良ければそのまま持ち帰ってokということだった。

ケーブルの交換

この段階で起動できることが確認された。ここで本当はディープなチェックをするのだが、簡易なチェックをしましょうという話に。
出てきたのはMRI(Mac Resource Inspector)。これのUIがオールドマックと同じだったので、チェックの間少しだけ、ジーニアスと昔のMacの話をした。

結果

MRIの結果は異常なし。見積もり通りの額を支払って、あまりにも嬉しかったのでジーニアスと握手をして、撤収。
出費は5k弱。


Time Machineのバックアップがあるつもりだったが、実際確認したら7月時点で止まっていて肝を冷やした。バックアップはこまめに、確実に。
原因がケーブルにあったということで、先走ってHDDを新調していたら大損するところだった。保証が切れていても、早まって自力修理する前にジーニアスの力を借りてみるといいだろう。今回のケーブルは、他で入手するのは難しい品であるらしいし、そういう意味でも。